自然を感じられる無垢の家を建てたい
こんにちは、企画担当のkataです。今回は数年前に建てた木造の家の素材について書こうと思います。
私は幼い頃から自然が大好きで、田んぼや草原が遊び場でした。今でも時々休日には夫婦でキャンプや山登りを楽しんでいます。
家を建てる時には、第一に自然を感じるような家にしたいと思い、国産の木を扱っている住宅メーカーさんにお願いをしました。注文住宅で、日本に森を所有しているメーカーさんだったので、設計の自由度が高く、木の種類も豊富に選ぶことができました。
大黒柱はスギ、その他の柱や梁はヒノキです。ヒノキは湿気や害虫にも強く、日本の風土に順応する最適な素材だそうです。
床材は無垢の木材でアサダ(桜の仲間)という節がなく滑らかな質感の木を選びました。さらっとしていて素足でいるのがとても気持ちのいい素材です。
壁は内壁も外壁も漆喰塗り、漆喰のテクスチャーは、職人さんが事前に壁に試し塗りをして、いろいろな塗り方を見せてくれました。イメージに合うテクスチャーを一緒に探してくださいます。
漆喰には調湿機能や自浄作用があり、木と同様、呼吸をしてくれているんですよね。そのおかげで夏は涼しく、冬は暖かい快適な家になりました。
メンテナンスは感謝と愛情をこめて
住み始めて数年が経ちましたが、木の色が徐々に飴色になってきていい感じに落ち着いてきました。漆喰の壁は壁紙とは違って黄ばんだり破れたりという心配もなく白くキレイなままです。
@[ironrail.html ]
ただ、木も漆喰も呼吸をしている分、極端に乾燥と湿気を繰り返すと、少しずつ隙間や小さなヒビができてしまうこともあります。(できてしまったら、漆喰で埋める方法があるそうです)
なるべく湿度を一定に保つことや、無垢の木には年に1、2度にオイルを塗ってあげるなど、ちょっとしたメンテナンスをしてあげる必要があります。
でもその少しのお手入れで、長年共に暮らすことができる自然素材。時が経つごとに味わいが増していく、この家の変化が今からとても楽しみです。