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生きた染料「藍染め」でサスティナブルライフを始めよう

藍色は日本に古来から伝わる自然の色。
サスティナブルライフが注目される中、改めて藍染めの魅力にはまる方が増えています。
見れば見るほど美しくそして奥深く、自然の偉大さを感じずにはいられない藍染め。今回はそんな藍染めの魅力をご紹介します。

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藍染めはシミついた服や着なくなった服が生まれ変わる

飽きてあまり着なくなった服、シミがついてしまい売ることもできなくなった服、ありませんか?
そんな服やバッグが藍染めで素敵に生まれ変わります。

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こちらは綿100%の花柄のワンピース。出産後趣味が変わったので着用回数が減り、藍染めしてみることに。
ピンクの柄は紫色になり、全く違う雰囲気になり、今は一番のお気に入りになりました。

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こちらはざっくり編みの綿100%ストール。たてと横の糸の違いは染まり具合にも濃淡がでて、表情豊かに染まりました。

藍染めの藍色はジャパンカラーともよばれ、肌を美しくみせてくれる日本人なら誰もが似合う色だと思います。捨てる服を染めて再生させ、また新たに身に着けるものを長く愛用できるって本当に素晴らしいですよね。

藍染めの染料そのものがサスティナブルなんです

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藍染めの原料は藍という植物です。その植物の藍を収穫して乾燥させ、その後水を加えて混ぜることで、葉の中にいる微生物によって発酵されます。

だから藍染めは「生きている染料」とよばれているんですね。

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さらにお酒や灰汁を混ぜて発酵をすすめ、長い時間をかけて完成させていきます。

福井の草木染作家石川雅夫氏のもとへ藍染め体験に

福井県に移住し、草木染めや藍染めの作家として活躍されている石川雅夫氏を訪ね、藍染め体験に行ってきました。

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まず、染めたいアイテムに薪で沸騰させたお湯をかけ、事前に水通しします。
この薪が燃えた後の灰が、また藍の微生物の発酵に使われるんです、素晴らしい循環ですよね。

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「染める間は静かにしてね」と石川雅夫さん。
生きている微生物を起こさないようにそっと布を入れていくのが、上手に染めるコツなのだそう。

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グラデーションに染めたい場合は、染める時間、場所を工夫しながら染めていきます。
見た目は緑色なのですが、染料からでて空気に触れた瞬間徐々に青色に変わっていきます。
そして微生物を起こさないように、引き継きそっとストールを絞ります。

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絞ったストールを水で洗い、藍染めの染料を流します。
洗い流したら固くしぼって一度干し、空気にふれさせて酸化させます。

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お好みの色になるまでこの作業を何回か繰り返して、乾燥させたら完成です。

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福井県上志比村の大自然と、藍の力強さが、本当に美しいです。
自然のものには、ムダなものが全くなくて、形を変えても生まれ変わり続けることができるんですね。

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自然に恩恵を受けながら、その流れに任せて生きることが、本来あるべき循環のサイクルなのだと改めて体感しました。
「サスティナブルライフ」とは今トレンドのキーワードですが、便利なものだけに頼らない生き方をしている方は、ずっと昔からたくさんいらっしゃいます。

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環境問題を、いよいよ世界中の人が自分の目や耳で体感し始めた今。
人工的で機能的なものばかりを求めるのでなく、自然の摂理に任せた暮らし方に触れるために、一度、藍染めを体験してみませんか?

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