1.シンプルでナチュラルな暮らしとは?
「シンプル」というと、無駄なく、必要最低限のもので暮らす
ミニマリストを想像する人も多いと思います。
しかし、必要なものでさえも、より無駄をそぎ落としたもので、
シンプルで長く愛用できるデザインのものを選んだり、
さらには、環境にやさしい素材のものや、エシカル(道徳的)なものを使うというのも、
シンプルな暮らしに大切なポイントです。
そこでおすすめなのが、
環境にやさしいリネンやコットン100%の布を使ったカーテンの布。
プラフリーへの取り組みとしてプラスチックフックをなくし、布リボンに。
さらに廃棄生地が出ないよう、ヒダやタッセルを取り払い、
布本来の素材の良さを生かしたシンプルでフラットなデザインです。
楽しい仕掛けがたくさんあるシンプルを極めたカーテン布は、
カーテンのみならず間仕切りやテーブルクロスなど、
使う人のアイディアで使用用途も広がります。
2.シンプルな1枚の布で、毎日が豊かになるヒミツ。
自然素材のカーテンと、そのハギレで作る布雑貨を展開するファブリックブランド『KURASIKU』。
使う人の手によって形を変え、一人ひとりの暮らしに溶け込むファブリックアイテムを追求し、
糸選びから縫製まで一貫したものづくりを、福井から発信しています。
なかでもカーテン「madomo(マドモ)」は、
"光をさえぎり窓から部屋を隠すもの"というこれまでのカーテンの価値観に縛られない、
形も使い方も自由な解釈をもった新しい窓辺のスタイルを提案。
部屋の中にいながらも陽射しや風、草花の香りを心地よく感じられる窓辺を作り出します。
レールにかけるのは、プラスチックフックではなく布リボン。
あらかじめ布の上部にあいた8つのボタンホールに布リボンを通して掛けるスタイルなのです。
リボンの結び方を工夫すれば丈の長さを調整することもできるので、
これまでのカーテンのように床にスレスレのぴったり丈にしてみたり、
しなやかな曲線が生まれる長め丈にしてみたりと、
自由に調整ができます。
良質なリネン&コットンの布を通して、
射し込むやわらかな光や風に包まれながら
お気に入りのカップで楽しむコ ーヒータイムや読書の時間。
何でもない時間の流れが、より愛おしく感じられる不思議な魅力があります。
3.ナチュラルな目隠し&間仕切りカーテンにも。
また、このカーテンmadomoを突っ張り棒に取り付ければ、
シューズクロークやパントリー、収納棚などの目隠しや間仕切りとしても活躍。
透け感たっぷりの布が、風や光をゆるやかに通しながら、
"見えるようで見えない" ちょうどいい働きをしてくれます。
シューズクロークやパントリー、洗面所やランドリールームなどの
収納スペースを、あいまいに区切り、ナチュラルに目隠しできるんです。
部屋の雰囲気に馴染ませたいのか、
インテリアのアクセントにしたいのかを思い描きながら、
リボンの結び方をタイ結びにしたり、蝶々結びにしたり
色々考えているだけで、一層楽しい時間になります。
4.ただお気に入りの布を愉しむ、という発想で。
『KURASIKU』が目指すのは、見た目だけがおしゃれなナチュラルライフの提案ではなく、
100人100通りのライフスタイルに合うようなファブリックのあり方。
お気に入りの布を見つけたら、それを窓に吊ったりテーブルクロスにしてみたりと、
ファブリックそのものをシンプルに楽しめる暮らしを描いています。
余計なヒダをなくしたフラットなスタイルへのこだわりだけではなく、
廃棄生地を減らすための、生地耳をあえて活かしたデザインなど、
"無駄のないシンプルさ"を追求した作り手の想いを、随所に感じとれるはずです。
このシンプルで完成形のない「madomo」の可能性は無限。
使う人のアイディアをスパイスに、形を変えながら
長く愛用できるこのファブリックアイテムは、
より自由で自分らしい暮らし、生き方に近づくきっかけを与えてくれるはずです。
5.ナチュラルで個性豊かな布たち。組合せを考えるだけでも楽しい。
「madomo」の生地の織り柄は15種類。
カラーバリエーションも合わせると全37種類の生地がラインナップされています。
原料選び、織り、縫製と、細部にまでこだわって作られた37種類のファブリックは、
それぞれ風合いやハリ感、厚さや透け感などが異なる個性豊かなものばかり。
その1枚1枚の織り柄にそれぞれ物語があり、
布の名前も、デザインも、そして生地の表情もとても魅力的です。
例えばオールシーズン人気の「アンクル」という布。
ヘリンボーン柄の組織をベースにヴィンテージな風合いを加え、
計算された糸の濃淡で深みのある表情をつくっています。
名前の「アンクル=uncle」は「叔父さま」という意味で、
伝統と品位を感じさせる英国紳士的なイメージをもって名付けられたそうです。
そして、透けないのに光をしっかり通す絶妙な厚みが特徴で、
リネンとコットンが融合した独特のしなやかさと、
時の経過とともにくったりしていく表情の変化も楽しめます。
通常のカーテンは「白いレースと遮光機能のある厚地を2枚掛ける」という常識が一般的ですが、
この薄くもなく厚くもない、ちょうどいいバランスの布があることは、
「madomo」の大きな特徴です。
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薄地と厚地の布を組み合わせるのはもちろん、
日差しが強い部屋なら「アンクル」などの中厚生地を2枚掛けたり、
透け感の強いリネンの布をカラー違で2枚掛けてみるというのも素敵です。
自然素材の布を通して射し込むやわらかな光や風に包まれながら
お気に入りのカップで楽しむコ ーヒータイムや読書の時間。
おうち時間が素敵なものになりそうですよね。
6.毎日手をかける、が習慣になるコーディネート。
「madomo」の布には、天然の松の木でできたボタンと布ループが付いています。
その日の気分でこのボタンと布ループをつなげれば、
布をたくし上げてタテにもヨコにも動きをつけることができます。
通常のカーテンにはカーテンを縛っておくタッセルがありますが、
「madomo」にはありません。
その代わり、このボタンと布ループを掛け合わせることで、
さまざまな窓辺の表情をつくることができるのです。
写真のように、両サイド下のボタンホールを上部のボタンに掛けると
アーチ状のスタイルに。
上からの強い日差しを和らげながら、
シェードカーテンのような優しい印象になります。
2種類の布を掛けている場合は奥の生地が見えて、
コーディネートがより一層楽しめるスタイルです。
また、両布中央の布ループをそれぞれ外側のボタンに引っ掛けると、
窓を大きく広く見せてくれるアレンジに。
間仕切りとして空間を仕切るときも、
このアレンジを加えるとより軽やかな雰囲気をつくることができます。
いかがでしたか?
個性豊かな自然素材の布から、お気に入りを1枚見つけて
まず家の中で広げてみてから、
窓に掛けようか、間仕切りにしようか、クロスにしようか、など
自分なりの素敵な使い方をみつけてみませんか?