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自然素材100%カーテンの機能性について

綿、麻、和紙などすべて自然素材100%の生地にこだわって作られているKURASIKUのカーテンmadomo。その機能性について解説します。

カーテンによくある、遮光性、ミラー、UVカットといったさまざまな機能は、特殊な糸を使用したり、特殊な加工を施したりして作られたものがほとんどです。

KURASIKUのカーテンmadomoは、自然素材100%にこだわって作られているため、このような人工的な加工は一切加えていませんが、自然素材が本来もっている力を活かした機能は多くあります。

今回はお客様からのご質問が多い、カーテンmadomoの機能性について解説します。

UVカット機能はありますか?

紫外線は、UV-AとUV-Bなど2種類ありますが、UVAはガラスを通り抜けて室内に入ってきます。その割合は屋外の約80%といわれています。室内にいても、外出時とほとんど変わらないくらいの紫外線が入ってきているということです。

この紫外線をカットするUVカット機能は、通常のレースカーテンの場合、紫外線を吸収&乱反射する糸を練り込んだり、糸の形状を特殊に変えたり、糸の密度を高くしたりすることでその機能を発揮させています。

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(写真上)UVカット率90%以上、遮熱、保温などすべての機能を搭載した「エコファイン」

UVカット機能が最も高い(当社比)ポリエステルレースは、UVカット率が約90%以上。このレースなら1枚で十分効果を発揮できます。

ですが、なんと自然素材100%のKURASIKUの布に、それと同等、もしくはそれを超えるUVカット機能をもったラスボスがいます!!

UVカット率93.0%!和紙100%カーテン「kami」

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それは、和紙100%カーテン「kami」です!!!

第三者機関による正式な試験で検証されたデータによると、和紙布「kami」の紫外線カット率は87.0%!

さらに洗濯などで洗った場合、さらにUV効果は高まり、なんと紫外線カット率93.0%という結果でした。

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保温性や遮熱性はありますか?

保温性は生地の厚さに比例します

一方、室内の空気が外に逃げないようにする「保温性」は、生地の厚さに比例します。ですので、より厚く、織り目の細かい生地を選ぶのがおすすめです。

カーテンmadomoでは、以下の生地が「厚地」の分類になります。

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また、保温性にはカーテンの丈の長さも大きく影響します。カーテンの裾(下)にすき間ができないよう、丈は長めがおすすめです。リボンやボタンストラップなどのパーツをご購入のお客様は、冬になったらパーツを少し長めに結び直して丈感を調整いただくといいでしょう。

遮熱性はありません

夏は外からの熱を反射し、冬は外からの冷気を遮断する「遮熱性」。(この機能を「断熱性」とよぶ方もいらっしゃいます)この機能は、ポリエステル繊維に金属酸化物を閉じ込めて一緒に織り込むことで、外から入ってきた日差しを金属が反射するという仕組みになります。

ですので、自然素材100%の生地にはこの機能がありません。

プライバシー機能はありますか?

通常のレースカーテンにある「遮像」や「ミラー」といった、プライバシー性に関わる機能の多くは、光沢のあるポリエステル繊維を使用することで、乱反射して視覚的に見えないようにするようにしたり、単純に厚く織ることで透過性をなくしたりした生地が大半です。

自然素材100%のカーテンmadomoでいうと、日中、部屋に明かりがついていない状態であれば、どの生地でも外から室内が見えることはありません。

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夕方から夜にかけて、室内に明かりがつけば、生地によって透け感とプライバシー性に違いがでてきますので、以下のコラムを参考にしてお選びください。

【お客様からよくあるご質問】生地の透け感と厚さ

洗濯できますか?どれくらい縮みますか?

すべてのカーテンmadomoの生地で洗濯が可能です。

また、生地によって収縮率も違います。詳細は各商品ページ「洗濯収縮率」をご確認ください。

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ここに表記されている「収縮率〇%」という表記が、いったい何センチくらい縮むのか、計算がよく分からない方も多いと思いますので、ひとつ例に出して解説します。

「アンクル」の場合

洗濯収縮率:タテ-2.80%、ヨコ-3.20%

と表記されています。丈200㎝の生地で計算すると・・・

丈:200㎝×0.028(2.80%)=5.6cm  
巾:150cm×0.032(3.2%)=4.8cm

となります。洗濯の仕方にもよるのですが、平均的にはこれくらいの縮みがあるという前提で、サイズ選びをおすすめします。

※最も収縮率の高い、1回目の洗濯での収縮率を表示しております。

自然素材100%だからこそ、洗濯による縮みは避けられません。そのため、KURASIKUは「リボン」や「ボタンストラップ」といった長さの調整が可能なパーツをご用意しています。ぜひご検討ください。

カビと結露は防げますか?

冬になると結露に悩む人は多いはず。ゴムパッキン部分のカビもなかなか取れないという経験をしている人も多いようです。

調湿性に優れた、和紙100%の「kami 」や、麻100%の生地に関して、「結露は防げますか?」というご質問を多くいただきますので解説します。

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結露は「室内の高い湿度」と「外気との温度差」で起こる

和紙100%カーテン「kami 」や麻を含んだ生地は、その素材そのものがもつ調湿の機能から、室内の湿度が高くなれば生地が湿気を吸収し、湿度が低くなればその湿気を放出するという働きがあります。

特に和紙については、まさに「呼吸している」という表現が適しているほど、湿度の高い時と低い時で7㎝前後生地が収縮することが検証されています。

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ですから、結露の原因のひとつである「室内の高い湿度」は、この生地の特性が十分に発揮されるはずです。

ですが、もう一方の原因のひとつ「外気との温度差」については、カーテンの機能うんぬんではなく、そもそも窓そのものが冷えないような工夫が必要です。例えば断熱性の高い二重窓や樹脂サッシに変更したり、窓周辺を温めたりするのも効果があるとされています。

結露をなくすには、これらの2つの要因を取り除く必要があります。室内の湿度調整には、自然のちからが備わった和紙100%カーテン「kami」をご検討ください。

和紙100%カーテン「kami」を詳しく見る