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育っていくデニム生地の秘密

育っていくデニム生地の秘密

こんにちは、企画担当のkataです。

私はデニムという素材が大好きです。
子供の頃からジーンズを履いてきましたし、多少荒く扱っても何度洗っても丈夫で、
そして長く使うほど色が落ちたり、ダメージが加わったりして味わいが増す。
とても長いお付き合いができる身近なアイテムですよね。
そして様々なテイストの服に合わせやすい。
懐の深さを感じる素材です。

デニム生地の特徴

デニム生地はもともと労働者のために、
とにかく強い生地をということで生まれました。

17世紀のフランスで生まれ、当時の人々の作業着として
すでに活躍していたそう。
摩擦や水分に強く、
ほつれても繕いやすい、とても長持ちする生地です。

そして経年変化を楽しむことができるのも大きな特徴です。
初めはゴワゴワと固いですが、使い込むほどに柔らかくなり、
色落ちしていくことによって表情も変わってゆきます。

どうして色落ちするの?

デニム生地は経糸がインディゴ染(今は化学染料が主流)、
横糸が白の糸、織り方は綾織で織られています。

綾織の組織図 wikipediaより

綾織は糸をギュッと密に織ることができるので、
丈夫な生地になります。
組織図を見ていただくとわかる通り、
経糸の面積が表側に多くなり表がブルー、
裏側に横糸の白が多く出ているので裏は白っぽくなります。
表のブルーの面積が大きい分、経糸の方が擦れやすくなります。

インディゴ染の経糸の断面 http://denimbridge.jp/2012/09/25/993より

さらに経糸には秘密があり、中白(ナカジロ)染めと言われる、
糸の芯を白いまま藍色に染め上げられる方法でできています。
ですので、使っていてよく当たるところや、お洗濯を繰り返していくうちに、
徐々に外側の青がとれてきて、芯の白が出てくるという仕組みになっています。

よく当たるところは白く色落ちし、あまり擦れないところは
青色が残ったままになり、独特のヴィンテージ感につながります。
それが、デニムの持つ自分色に味わいが育っていく秘密です。

KURASIKUのデニム素材

KURASIKUでは、インテリアファブリックとして使いやすいように、
薄手のデニムを採用しています。
風に揺れ、触れた時にも優しさを
感じられるような軽やかなデニム生地です。
お色はネイビーとブルーの2色展開。

洗濯5回後のハギレ

新品の状態では均一の色ですが、使い続けるうちに
徐々に色が落ちてきて、表情が変わってゆくのを楽しめる素材です。
(極端に色落ちていくことはありません)
特に濃い色のネイビーはブルーよりも色落ちが多いので、
お洗濯の際は単独で洗うことをお勧めします。

ヴィンテージテイストはもちろん、
ナチュラルテイストや男の子の部屋など、カジュアルなお部屋にぴったり。
日々の生活空間の中でデニム生地を育ててみませんか?

KURASIKUの布雑貨であるロングエプロンや
リバーシブルバッグ、カスタマイズバッグも
デニム素材はやはり人気があります。
お手持ちのお洋服とコーディネートしやすいので
定番アイテムとして採り入れてみてください。

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