お菓子を通した幸せのかたち
こんにちはkyokoです。
自宅ですごす時間が増えて最近思うこと。
それはお菓子は時代や年齢を問わず、いつだって「幸せの象徴」だということです。
見た時の幸せ、
食べた時の幸せ、
自分の手で作り上げる幸せ、
作ったものを食べてもらう幸せ、
それから、子どもと向き合える時間を作れる幸せ。
「食事」だと、生きる上で必要不可欠なものだから、
「おなかすいた」という言葉と時間に追われながら
「食べさせなければ」という思いも重なって
必死に作っているお母さんも多いのではないでしょうか?
でもお菓子はぜんぜん違うと思うんです。
「お菓子を作る時間=余裕」なんですね。
必然じゃないから必死さがない、失敗だって笑って楽しめてしまう。
作る行為そのものよりも、
作って食べるまでのすべての「時間」そのものを楽しめて
なぜか「幸せだな~」と思えてしまう。
暮らしそのものに余裕があるかのように錯覚するのかもしれませんね(笑)
でもきっと「暮らしを豊かにする」というのは
こういう錯覚から始まるのだと思います。
小さな幸せをみつける
枯らすのが嫌で買うのをためらっていたお花を買って飾ってみたら、
懸命に生きる美しさに日々癒された。
食洗器対応のお皿でなく、伝統工芸の漆塗りのお椀を買ってみたら、
いつもの食事が何倍も美味しく思えた。
そういう経験ありませんか?
雑誌に載っているような
誰もがオシャレだと思うライフスタイルを目指すのでなく、
身近にある当たり前のモノやコトの中から
まずはひとつ、目を向けてこだわって変えてみる。
そこから小さな幸せや発見が紡ぎだされていくのだと思います。
お菓子づくりはその、コトのひとつ。
作って、見て、食べて、それからお菓子が似合う皿をそろえて。
幸福感の心地よい連鎖が生まれていきます。