青はネイチャーカラー。自然素材と相性が良い
青は、空や海、水や雨、空気や地球をイメージする、自然を象徴する色のひとつ。
生きとし生けるものすべてに、恵みをもたらす色で、心身ともにリラックス効果のある色ともいえます。
インテリアでも、青は自然素材との相性が抜群。
無垢の家具や建具、漆喰の壁や土間、観葉植物など、自然のものや素材との協調性が素晴らしく、コーディネートを効果的にアップデートすることができます。
インテリアに "恵み" をもたらす青の布
そんなフレッシュな青を、手軽にインテリアに採り入れる方法として、布がおすすめ。
青(ブルー)と一言にいっても、藍染めのような藍色や爽やかなスカイブルー、デニムのようなインディゴブルー、モロッコインテリアのようなトルコブルーなど、さまざまな青色があります。床材や家具などの色合いに合わせてお好きな青色を選びましょう。
また、ホワイトインテリア、グレーインテリアなど、1色のコーディネート空間に色を採り入れるのは勇気がいる、という方は、クロスのような小さい布から挑戦してみるとよいでしょう。
チェストの上に敷いてみたり、窓際にさらりと吊ってみたり。
さあ、青い布を採り入れてみましょう
リネン、コットンなど、自然素材100%の青い布をつかって、暮らしに恵みの彩を添えましょう。使用しているのはすべてKURASIKUのテキスタイルです。
|| テーブルクロス
麻100%でガーゼのような風合いの布を、ダイニングテーブルのテーブルクロスに。洗いたてのような質感をだすために、ワンウォッシュし、あえてシワ感を楽しむのがおすすめです。清潔感のあるテーブルに並べる食卓が、よりフレッシュに感じられそう。
|| 間仕切り
エアコン効率を高めるために、階段や連結した部屋の間仕切りに布を使うことがあります。白い壁のお部屋なら同じ色の白い布を用いると一体感が出るのはもちろんですが、あえて柄のある青い布を用いることで、空間に心地よいリズムが生まれます。
ファッションであればワントーンコーデにアクセントとして色のあるストールやバッグを合わせるように、ブルーは違和感のないアクセントとしておすすめです。
両サイドにブルーのラインが走った無二の個性をもつテキスタイル。全体的には明るいカラーでほどよい透け感がありつつも、向こう側が見えない生地なので、洗面所などのプライバシーに配慮したい場所に使えます。ブルーのラインが際立つアレンジスタイルがおすすめ。
|| カーテン
厚地のカーテンでも、こんな爽やかなスカイブルーの生地を用いると、重たくならず軽やかで優しい雰囲気をつくることができます。コットン100%のジャカード織で、表と裏が反転した模様になっていて、窓の外から見てもおしゃれな表情になります。
雨粒のような不規則なドットが細かいボーダーにいくつも重なっている複雑な織り柄は、カットジャガードの巧妙な技術でこそできる模様。夏の風物詩ともいえる、とびっきり風流なデザインです。外からの光で幾重にも重なる美しい雨粒の影を楽しむことができます。
|| タペストリー
▶使用生地:左から、綿100%の「デニムネイビー」「エムレブルー」、麻綿混合素材の「アンクルブルー」
白のリネンカーテンのある窓辺や真っ白な壁に、丈の短めのブルーの布をタペストリーとしてコーディネート。さらに、柄や色合いの異なるブルーの生地を集め、あえて丈感を変えながら吊ってみるのもおしゃれです。
|| 目隠し
■クローゼットの目隠し
今年トレンドになっているギンガムチェックをインテリアにも。シンプルなチェック柄ですが、生地耳がそのままついていたり、若干起毛していたりと、独特の風合いが魅力的な生地です。お子様のお部屋に人気。取付けは突っ張り棒を使って生地の上部にあいているボタンホールにパーツをつないで吊るだけ。
■収納棚の目隠し
キッチンで見せたくない日用品や道具、電化製品を布で目隠し。キッチンらしい清潔感をさらに際立たせるブルーの縦ストライプはいかが?麻混なので糸の節を感じられる独特の風合いを楽しめます。
■シューズクロークの目隠し
日用品であふれかえるシューズクロークの目隠し。透け感たっぷりのガーゼのようなリネン生地なら、圧迫感もなく解放感のある玄関のまま目隠しすることができます。玄関に入って爽やかなブルーが出迎えてくれる気持ちよさはさすが。
いかがでしたか?
ホワイトやグレーなど1色でまとめた空間に、ぜひ恵みの青を採り入れて、心身ともにリラックスできる空間を作ってみてくださいね。