心を癒す草花と虫と庭しごと

大好きな草花たちを守る大切なしごと

暖かくなってくると、いっせいに若葉が芽吹いて
庭はにぎやかになってきます。
爽やかな萌黄色を楽しみにしている反面、
それと同時に雑草や害虫との戦いの始まりでもあります...

生き物や植物が好きな私ですが、
庭の植物や人体に害のある虫に関しては駆除します。
雑草も薬剤で枯らしてしまえば楽かもしれませんが、
あまり好きではないので、大きく育たないうちに
なるべく抜くようにしています。

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それがけっこう重労働、腰をかがめた姿勢でひたすら抜く。
小さい庭ですら大変。
そして少し放置しているとあっという間にボーボーになってしまう。

でも好きな植物達を守るためには大切な仕事なのだと
自分に言い聞かせて重い腰を上げています。

心を癒してくれる"命"とずっと一緒に

雑草抜きをしていた時、ふと実家にいた時のことを思い出しました。
そういえば、いつもきれいな庭が出迎えしてくれていたな。

受験で大変だった頃や仕事を覚えるのが必死だった頃、疲れて帰ってくると玄関前の花壇にはいつも
色とりどりの草花が風にゆれ、季節を知らせてくれていました。

心に余裕のない日々でも、そっと安心感を与えてくれました。
草花には人の心を癒す不思議な力があります。

母が日々手入れをしてきれいにしていてくれたこと。
家族にさりげなくほっとするひとときをくれていたこと。
日々の地道な作業がどれだけ大切なことか、
ここ数年でようやく気付くことができました。

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