ヘリンボーン柄とは?
ヘリンボーン柄とは、V字形や長方形を縦横に連続して組み合わされている柄のこと。
西洋では19世紀ごろのイギリスにおいて、"ニシンの背骨の形"に似ているところから、ヘリンボーンと名付けらたといわれています。
日本では「杉の葉の形」に似ているところから、織物では杉綾と呼ばれてきました。
国内で一般的によく見かけるのは、主に秋冬に人気のスーツ柄や、住宅の床材のデザインなどにはによく使われています。
ヘリンボーン柄の魅力とは?
ヘリンボーン柄の歴史がもともと英国にあったということもあり、ウールなどの毛織物で織られた生地は、どれもクラシカルで品格のある表情。紳士的で格調高いイメージを与えます。
また、地合は密でやわらかく、伸縮性に優れ、シワが寄りにくいなどもメリットも豊富です。
このような強みを生かしたヘリンボーン柄の生地といえば、綾織り・斜文織りの代表であるデニムやツイード。しっかりとした厚みのある上部な織物に多く用いられます。
リネン混のヘリンボーン柄「アンクル」をご紹介
素材はリネン&コットン。ヴィンテージな雰囲気に
このような、クラシカルな雰囲気をもつヘリンボーン柄を、KURASIKUではリネン混で織り上げてみました。
麻52%綿48%の「アンクル」は、麻混らしい洗いざらし感のある風合いが特徴。よく見るとリネンらしい節が見え、さらりとした清涼感もたのしめる一方、綿を混合しているのでふっくらとした温かみのある表情ももちあわせています。
計算された糸の濃淡は深みのある表情をつくり、伝統と品位を感じさせる英国紳士的なイメージをもって「uncle=叔父さま」と名付けました。
カーテンとして
「アンクル」の透け感は、厚地カーテンと薄地レースカーテンの中間。
1枚だけで使っても、厚地カーテン代わりに使っても使える厚さです。
強い光に当たると、ヘリンボーン柄やリネンの節が際立って味のある雰囲気に。
夜、外からでも外から中の様子がわかることはありません。
間仕切り・目隠しの布として
玄関のシューズクロークや、キッチン横のファミリークローゼット、子供部屋や寝室のクローゼットなど、扉が設置されていない場所はありませんか?
空間を区切らず解放感を優先したものの、住んでみると散らかってしまったり、整頓していても色味の統一ができず気になってしまう収納スペース。
プライバシー性を考慮して、あまり透け感のない目隠し布をお探しの方には「アンクル」がおすすめです。
廃棄生地を出さないために切り落としていない生地耳もヴィンテージ感を一層ひきたてます。
遠目には無地ですが、さりげなく織られたヘリンボーン柄が品のよさを醸しだしてくれます。
キッチンクロスとして
リネンとコットンを混合した「アンクル」は、機能的にも優れた生地です。
吸水性、速乾性、通気性。
そして洗えば洗うほど手になじんでいくような、くったりした表情に変化していく経年変化がとても美しいんです。
サイズはH72㎝×W40cmと大判で、大き目のお皿も所包み込むように拭き上げることができます。
いかがでしたか?通年をとおして人気の中厚生地「アンクル」。ぜひご検討ください。