Q.幅170㎝の窓に生地を2枚かけると、どれくらいのヒダ感になりますか?
KURASIKUのカーテンmadomoの生地はすべて巾が150㎝です。ですので、窓の幅が160㎝~200㎝くらいの場合、ヒダが多すぎるのではと気になりますよね。
(写真左)幅が約170㎝の窓に2枚かけたイメージ (写真右)幅が約160㎝の窓に2枚かけたイメージ
実は、窓の幅が160㎝の場合も170㎝の場合も、通常の2倍ヒダカーテンよりもヒダが少く感じるはずなんです。
その理由はというと・・・
そもそも「1.5倍ヒダ」や「2倍ヒダ」といった通常のカーテンは、それぞれ窓の幅より1.5倍長い生地、2倍長い生地を使って作られているという意味で、仮に窓幅が160㎝とすると、2倍ヒダなら2枚で約320㎝の生地を使って作られているということになります。
カーテンmadomoはヒダのないフラット。そして1枚150㎝×2枚=300㎝の生地をかけていることになるので、2倍ヒダカーテンよりも約20cm生地の巾が短く、ヒダ感も少なく感じるはず、というわけです。
(写真左)2つ山の1.5倍ヒダ(写真右)3つ山の2倍ヒダ
もし今ご自宅のカーテンにヒダがある場合は、↑の画像を参考に、上部の生地をつまむ山が2つなら1.5倍ヒダ、山が3つなら2倍ヒダですので、計算してヒダ感のイメージの参考にしてみてくださいね。
Q.3枚以上かけた場合、どんなイメージになりますか?
KURASIKUのカーテンmadomoはオーダーではないため、大きな窓には対応できないと思われる方が多いのですが、3枚以上の生地を連ねてかけることもできます。
(写真上)幅236㎝の窓に3枚かけた場合のイメージ
ポイントは2つ。
- 3枚で両開き(中央から左右にカーテンを開くスタイル)にしたいなら1枚:2枚で。4枚なら2枚:2枚で。
- 2枚以上を連ねる時はパーツにひと工夫を。
まず1については、ご質問で最も多い3枚の掛け方です。
両開きなら1枚:2枚で。片開きなら3枚すべてつなげましょう。(つなげ方は次の2を参考にしてください)
(写真左)1枚:2枚の両開きのイメージ(写真右)3枚をつなげて左に寄せた片開のきイメージ
次に2の2枚以上の連ね方ですが、1枚1枚バラバラにならないよう、連ねたい生地同士の最端のボタンホールを共有し、1つのパーツでつないでみてください。
そうすると、通常のカーテンと同じようなシンプルな動作でカーテンの開け閉めができるようになります。
Q.間仕切りをしたいのですが、幅60㎝の場所だとヒダは多すぎますか?
KURASIKUのカーテンmadomoの生地巾が150㎝なので、その半分以下の60㎝幅の場所に間仕切りや目隠しをする場合のヒダ感は以下のようなイメージになります。
もし、もう少しヒダ感を抑えたいなと思われる方には裏技があります!
生地端のどちらかを折り、最端のボタンホールと端から2番目のボタンホールを一緒にして同じパーツで吊ってみてください。
それでもヒダが多いと感じる場合は、両端を折るとヒダ感が大きく抑えられます。
同じように、幅70㎝の場所と80㎝の場所に吊ったヒダ感も以下ご確認ください。
●幅70㎝の場所に吊った場合
(写真左)幅70㎝の場所にそのまま吊ったイメージ(写真右)左端だけ折ったイメージ
●幅80㎝の場所に吊った場合
幅80㎝になると生地端を折る必要はないくらいのヒダ感です。
Q.窓の高さが190㎝です。生地のサイズは180㎝か200㎝のどちらがいいですか?
●丈180㎝の生地をかけた場合
まず、高さ190㎝の窓に丈180㎝の生地をかける場合、単純に計算すると窓の高さより10㎝短くなるので、「リング」や「S字フック」などの長さの調整が効かないパーツはおすすめできません。
上の写真は、ボタンストラップを最短で結び、かけてみたイメージです。
ボタンストラップは最短で結ぶと、レールから生地上まで約4㎝あきます。
一方、カーテンの裾のほうは、床から約6㎝程度上がることになります。
ボタンストラップやリボンは長さを調整できるので、ご自宅の窓の状況に合わせて、レールから生地までの隙間をなくすか、床から裾までの隙間をなくすか、考えながら調整してみましょう。
(写真上)ボタンストラップを最長でかけてみた場合のイメージ。約13㎝まで長く調整することができます。
●丈200㎝の生地をかけた場合
高さ190㎝の窓に丈200㎝の生地をかける場合、単純に計算すると窓の高さより10㎝長くなるので、最短で吊ることのできる「リング」「S字フック」または、リボンや紐系のパーツを最短で結ぶスタイルをおすすめします。
上の写真は、リングを使ってかけてみたイメージです。リングを使うと、レールから生地上まで約3㎝あきます。
一方、カーテンの裾のほうは、上の写真右のように、約7㎝程度床に着いているイメージになります。
今回、よくお客様からいただく質問をご紹介しましたが、窓サイズやレールの特徴は家によってそれぞれ微妙に異なります。少しでも不安な点がある方は、ぜひLINEでスタッフに直接お問合せくださいませ。