自然素材100%のテキスタイルと布雑貨「KURASIKU」が、5月28日(火)から、約1週間にわたってKURASIKUが南青山に出張します。
今回で2回目となるポップアップ。
テーマは「間をととのえる布展-自然布が奏でるオノマトペ」です。
和紙、竹、大麻、綿、麻など、KURASIKUの歩みと共に生まれた、自然素材100%のテキスタイルたち。
直接手に触れ、それぞれ異なる素材感や触り心地、光の透け感など、お客様お一人おひとりの感性に響くお気に入りの素材を見つけてみてください。
POP UP SHOPの概要
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【開催日】
5月28日(火)~6月2日(日)
【開催時間】
10:00~17:00
【開催場所】
ふくい南青山291(ふくいアンテナショップ)1Fイベントエリア
(東京都港区南青山5丁目4-41グラッセリア青山)
【ご来場予約】※予約は必須ではありません
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当日展示販売予定の商品をご紹介します
和紙布「kami」
約3か月で土に還る生分解性をもった和紙布。独自の技術によってしなやかな風合いと洗えば洗うほど機能を高める特性を合わせもった唯一無二の素材。不動の人気「無垢」だけではなく、アロニア染め、珈琲染めの2カラーも注目です。
竹布「take」
バンブーと綿を混合。竹らしいざくざくした繊維感は表側に、ガーゼのおくるみのようなふわふわした質感は裏側にと、生地の両面で持ち味が異なるのが魅力のひとつ。
大麻「ooasa」
クラウドファンディングMakuake で達成率1396%(4,189,470円)を成し遂げた素材。野良着を思わせるたくましさと、柿渋染めの美しさが光る、現代の民藝ファブリックともいえる素材。
麻「厚地-ナグ」「薄地-エブリ」
カラーバリエーションが豊富な蚊帳のような粗目の麻「エブリ」と、モダンなデザインに仕立てた「ナグ」。どちらもKURASIKUで1,2を争う人気の生地です。
綿「ホノカ」
濃淡のある糸を使って、味わい深い表情を作り上げた薄地。軽やかでやわらかな肌触りは綿ならでは。ほのかな光、ほのかな影、ぼんやりとした曖昧さが暮らしに癒しをもたらしてくれます。
さらに本イベントの限定企画『藍と和紙布』も
今回のイベントで初お披露目となるのが、「和紙布×草木染め」の企画展『藍と和紙布』。
数か月で土に還る生分解性100%の和紙布「kami」と、藍染めとのコラボ作品になります。日本人のDNAが求める藍の青。この美しいジャパンカラーを和紙布で染め上げます。
6月上旬から、クラシクのWEBサイトにおいて、個数限定&期間限定で販売予定の作品の中から、選りすぐりを展示します。
当社の草木染プロジェクト「あたたか実」とのコラボ企画として、藍を育て、収穫するところから物語が始まります。
実際の作品を直接手に取っていただける唯一の機会です。ぜひお楽しみに。※展示のみ
私たちが「自然」素材にこだわる理由
今回のテーマである「自然布が奏でるオノマトペ」は、さまざまな自然素材のテキスタイルがもつ野性味あふれる素材感を直接見てさわって、その魅力を体感いただきたいという思いにあります。
ではなぜ私たちは「天然素材」でなく「自然素材」を貫いているのか?
そもそも「自然」とは「自らが然らしめる」ことであり、人間の作為のない、ありのままであることを意味します。一方、「天然」とは、「人工」の対比として生まれた言葉です。
私たちは、「天然」でなく「自然」という言葉にこだわりたい。
それは、自然界において、いのちの営みを豊かに育んできた植物の、生きるべくして備わった優れた機能や、美しい色、素材感を、できるだけありのままに生かしたものづくりがしたいから。
自然のものは、枯れていても、色褪せても、どれもずっと美しいのです。
そして人が呼吸して心をととのえるのと同じように、生きている布は呼吸をし、良質な間を生み出し、空間をととのえてくれます。
生きた布、その布が生み出す"間"の心地よさ。
イベントでは、少しでも多くの方に体感いただけたらと思います。
自然素材ならではのオノマトペ
「和紙布なのにさらっとして柔らかい」
「竹布なのにふわふわしてる」
直接手に触れてみないとわからない素材ならではの風合い。
「透け感がぼんやりしてる」
「麻なのにくったりしない凛々さがある」
直接目で見てみないとわからない素材ならではの表情。
自然布は、季節やその日の気候、環境によってその姿を大きく変えます。その揺らぎこそが布の最大の魅力。
和紙、竹、大麻、綿、麻。
各々がもつ素晴らしい魅力を、改めてこの機会にお伝えできたらと思います。